自分が勉強してこそ、子どもも育つ
わが息子は来年小学生ですが、まだ「コミュニケーションがうまくとれる」とは言えません。
自分の意見を言う、人の意見を聞いて考える、という「ディスカッションをする」習慣をどうしたらいいの・・・・と困っていましたが、先日「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」という本を読んで、「いろいろな価値観があることを絵本やテレビで見て、それを話し合ったらどうだろう」と思いました。
世界の多様性、LGBTQ、戦争、貧困などが学べる楽しい絵本
何かいい絵本はないかと調べてみました。
色が暗かったり、字か多かったり、話が暗いものは最後まで聞けないと思うので、「ムリなく楽しく読める絵本」を探してこちらを購入することに決定。
・王さまと王さま
・くまのトーマスはおんなのこ
・タンタンタンゴはパパふたり
絵本は高価なので、この4冊は図書館で借りてきてから反応が良かったらそろえます。
・ここがぼくのいるところ(ぼくと地球のつながりが分かる本)
・山に木を植えました(自然の循環が分かる本)
・かえるくんとたびのねずみ(立場で価値観が違うことが分かる本)
・そらいろ男爵(戦争がテーマですが、ポップで明るい内容)
他にこんな本も見つけました。買いたい!
おうさまがかえってくる100びょうまえ!
育児にかける時間の使い方
むかし、育児の相談をして保育園の先生に言われたことがあります。
「子どもといっしょにいる時間が多ければちゃんと育児しているってわけではないの」と・・・。
そのときも心にしみましたが、最近、育児本でこんな言葉も読んでショックを受けました。
「仕事やお金の勉強はするのに、どうして大事な大事な育児は勉強しないのか?」
育児こそ「勉強」が必要だ!
育児の大事なことを自然にできる人もいるけど、私はそうじゃありません。
この絵本を選ぶにも、まず育児と多様化について書かれていた「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」を読んで、それで「絵本探そう」とネットを徘徊する時間が必要だったんです。
あわせて3時間ぐらいかかってて、さらに、これを息子と読んで感想を言い合うんです。
今まで、「私が子どものころに読んだ本」とか、有名な本でテキトーに選んでいたので、目的を持って絵本を選ぶということだけでもこんなに大変だと思いませんでした。
育児に正解はない
育児に正解はないから、自分で勉強したり、不思議に思ったことを子どもと共有していきます。
親子で疑問や問題を共有しようとすること、悩んでいくこと、それが私が今できる育児です。
こうやってお話しができるのは小学校高学年までかな?
それまでにたくさんの世界を知ってもらえますように。
いまの育児について
共働きで「ただ生きてきた」という数年でした。
ちゃんと育児してない自覚があるので、いまちゃんと向き合っている最中です。
いまの課題はこんな感じ
・ ひらがな、カタカナをすらすら読む、書く
・ 登り棒、鉄棒の練習
・ たくさん絵本を読んで、私と感想を言い合う
運動、勉強、こころの成長、3つをバランスよく育てていきたい、私も育っていきたい、と挑戦中です。