有名な小説、宮部みゆきさんの「火車」に影響されてウン十年。
いつかトランク1つでさっと家出したいと思っています。
トランク1つで生きるのに憧れる~
ケンカしてサッと家出
夫婦をやっていると、たまに話し合う気もないほど、無力感でいっぱいになるほど「話し合う余地がなくて、何言ってるか分からない・・・」ってことがあります。
例えば、親の介護、キャリア、子育て、お金・・・・、そういう重大事で「え?何言ってるの?」という価値観の違いがあると深刻です。
も~、知らん!となることがたまにありますよ・・・。
義親に仕送りの話
もうずっと昔、やっと旦那氏の仕事が落ち着いてきたときに「自分の親に死ぬまで仕送りしたい」と言われたことがありました。
今考えれば、ずっとヨメ(私)が大黒柱で、やっと自分の稼ぎが出てきたので「はっちゃけた」のだな~と思いますが、当時は本当に本当に本当に「何言ってんですか・・・・」と言葉が出ないほどびっくりしました。
だって、やっと借金が返せて(私のボーナスで・・・)、これからって時だったので・・・。
どうして反論しなかったんだ、当時の私~
あのとき、大事なものをトランクにつめてサッと家を出ればよかったな~と今でも思っています。
そのとき妊娠中だった私は「事を荒立てないように」うまく話しを流して、それが大人の対応だと思っていたのですが、あそこで我慢すべきじゃなかったな~。
そのまま妊娠、出産を経て、そしてキャリアを失った今は「もし同じことが起こったらむすこを連れて家を出よう」と思ってます。
その後何が起こるか分からないけど、抵抗するアクションに意味があるのだ。
あれから数年たってるけど、あの時の気持ちは鮮明に思い出せるぜ
それに数年間モヤモヤするよりも、「あの時家出してちょっとホテルに泊まったんだよね~」の思い出のほうが100倍いいに決まっている!
(ちなみに今泊まりたいのは品川プリンスホテルです。)
必要なものはお金と生活する力
そんな経験と愛読書の「火車」から、「トランク1つで家を出る」ことを考えるとスーッと胸が軽くなります。
最低限のお金で生きる力を手にいれて、小さな貯金があったら、それで2人で生きていけるな、なんて。
今は夫氏とは仲良しですが、義親の介護や、私たちの老後の話で決定的な決裂があるかもしれません。
そういうときは私が大人にならずに、サッと家を出ようと思っています。
最悪のことをイメージして、そのときに楽しくやり過ごす計画を持とう
トランクに入れるモノ(むすこと家出ver)
・ 銀行カードやパスポート、印鑑などの貴重品
・ 衣服1~2セットずつ
・ 基礎化粧品
・ ぬいぐるみ1つ(子どもの頃からの思い出)
・ むすこの通園グッズ
・ ipad、充電グッズ
・ 歯磨きセット、保湿剤、むすこの薬
・ 読みかけの本
意外と少なくてびっくりしたね
私の持ち物は安くて、どこでも入手できるものが多いです。
これだけ持って家出して、それから他で暮らすことになっても10万ぐらいで身の回りのものは揃います。
むすこがいれば、それだけで問題なし。
身軽でストレスレスに生きていきたいです。